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ー子ども中心と子どもの言いなりの違いー

                                 2018年 2月 巻頭文
  この30年~40年の間に大人中心で、どちらかというと子どもを
管理する子育てや保育・教育から、子ども中心とした子育てや
教育へと大転換がなされてきました。
 子どもにも、私たち大人と同じように人格があり、一個の人間として
敬意をもって接しなければいけないと思います。
大人が中心となって、子どもを管理することは、子どもの人格を
無視することにもなります。
しかし、この「子ども中心主義」の考え方の中に、陥りやすい誤りが
存在することも事実です。誤りとは、「子ども中心」と
「子どもの言いなりになる」ことを混同してしまうことです。
「子ども主体」とした大人の接し方は、子どもの発達を、
子ども自身の力でなされていくことを援助することです。
そこには、子どもの言いなりになって、わがまま放題にさせるような
要素は見当たりません。
「子どもがこうしたがっているから…」
「子どもがこう言っているから…」
「子どもが欲しがっているから…」を全部充足させていたら
どういうことになるでしょうか、断念の経験がなく、
我慢することを知らずに育ってしまいます。
子どもの要求を、時と場合によっては我慢させることによって、
子どもは自ら考え、その場の状況に合った行動を、
見出すことができるようになっていくと思います。
 子ども主体、中心の中でも、成長を見据えた我慢を一つでも
させてみてはいかがでしょうか。
                        フューチャーフロンティアーズ  野部 久美子

2月1日の花言葉 : 「高潔」「忠実」「忍耐」27459220_441880346227357_6126003294092397545_n27336713_441880409560684_2577510470800736188_n 27337318_441880429560682_6824796083368204680_n               誕生花 : うめ(梅 : Plum blossom)
           「Keep your promise(約束を守る)」
           「fidelity(忠実)」
           「beauty and longevity(美と長寿)
  花言葉の由来 : 花言葉の「忠実」は、政争に敗れて大宰府へ
           左遷された平安時代の貴族・菅原道真
           (845~903)の後を追って空を飛んだとする
           ウメの伝説(飛梅伝説)に
           由来するといわれます。
※白梅の「気品」の花言葉は、あでやかな紅梅に対して、
 白梅の凜として、上品なその花姿にちなみます。  

https://bit.ly/2u9WZ8B

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